夜会巻き

深夜は制作のモードの深みへとずぶずぶ潜っていく時間。アドビをゴリゴリやりながら、同世代の売れてる作家(といっても、制作じゃ食っていけていないとそこには書いてあった)のインタビューなぞを読みだしてしまって、いろいろ納得いかねーという思いがふつふつと煮えたぎってくる。むろん、矛先は己である。こんな状態にある自身に腹が立ってしょうがない。いったいなにをしょっぱい日々を送っているのか、、ポエム書くかというひさびさのきもちが萌芽して、おうおうと威勢がよくなるが、文字を打つまでにはいたらず、代わりにここで燃え立ったかと思えばきゅうに冷えていく感情の遷移を書きのこしている。安心安全な生活を過ごしていくなかで、感情の振れ幅がずいぶんちいさくなっていたことが、一気に極に振れたことでわかる。その傾きのなかには、ひとつのことに集中していられるか!という怒りの叫びがあった。無数のやりたいことに対して自分の手足や耳目が間に合っていないことのいらだちである。ぜんぶ制作に投げこもう。3時をまわったので自室に退散し、布団にくるまる。昨日はこの時間、金属バットのラジオを聴いたことを思いだす。

階段のぼりおり。心肺がつらい。初日にびっくりするほど筋肉痛になり、からだのおとろえを感じていた。いずれ痛まなくなるのだろうか。1日インターバルを置いて、今日が3回目。

今日もいちにち制作。明日は劇場版をプリキュアをもりもり観るぞと意気ごみながら、アドビをやっていく。いいものをつくり、なおかつそれがいいものとして他者に受け入れられることはとてもうれしい。家にあったインクジェットプリンタの刷り性能がしょぼしょぼなので、レーザープリンタを導入しようとインターネットを徘徊する。フルカラーかつ、A3まで刷れるとたのしいのでそんな性能をもったものを調べていると、なんと40キロもするそうである。重すぎでは?? しかし制作のためのデバイスを探すというのはワクワクする。いつそうなるのかはしれないが、「完全なる」制作者として生きていくための準備というやつだ。スキャナもついてるといいがそうなると予算をオーバーしてしまう。別途買うべきか。スタンドスキャナーってどうなんでしょう。

夜は昨日ののこりが余っていたので、カブの葉と卵とそせじで中華スープだけつくる。わたしは食事に汁物がなくても大丈夫なにんげんだが、両親はわりともとめるタイプで、こちらへ帰ってきてからよくつくるようになった。汁物の代わりにわたしは茶か水がないと食事ができないが、逆に両親は食事中にあまりそれらを飲むことがない。おもしろいちがいである。


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鶏肉ししとうオイマヨ炒め


深夜は機材を見繕いながら印刷についての学び。紙の知識をつけるために、竹尾のミニサンプルをある程度の数をまとめて買うか?ときもちを昂らせている。いまあるものをすべて、一括で買うと27060円になるそうだ。さすがにそれはきついので、買うとしたらその三分の一(それでも多いが)くらいかなと思っている。どうでしょうね。