来訪、きざはしの見積もりの甘い甘いテンプテーション

きちんと帰宅し、起き、ゴミ出しチャレンジも成功してゆく4連休明け。わたしは100連休中なので痛くも痒くもない。朝、カレー。骨のついてない肉にあたり、ラッキーなのかアンラッキーなのかよくわからないきもちになる。明日か明後日には鍋は空になるでしょう。微妙なサイズなのだけれども燃えないゴミとして収集車は回収してくれるのかしら?

荷造り。もともとはあとにまわしがちな転出届だの転送届だのを片づけようと思っていたのだが雨が降ってるんだなこれが。とかいいつつ明日明後日でどうにかしないとまずいのではという感じ。むりしてでかけておけばよかったか? ポストパンク/インディーロック飲み会のための選曲をしつつ、漫画や詩書を中心に4-5箱詰める。本だけでいよいよ20箱に達し、本棚がずいぶんとすっきりしてきた。あと5-6箱でおさまるか? 追加の段ボールはおそらく不要?という目測。雨風のピークがやってくるということで、美術館に行こうと画策していた明日もこのままだと籠もって荷造りになりそう。おわりぎわの数日にあたふたせずに済むと思えばよかよかろ? 小説も書かなくちゃだめだし、食材使い切りまつりもしなくちゃいかん。飲み会にピータン持ってこうかな?

夜はEさんとお別れ会(?)。お店がおおあたりで、こんな近所にあるんだったらもっとはやくから通っておくんだったなあというよさだった。何を食べてもおいしく、どれもひと手間かかった複雑な味と香りを注入している。アートの会話をまともにできる友人はほんとうにEさんくらいしかいないのでさびしくなるなと思う。おたがい来年に美術界隈で企画/展示が決まっていることをよろこびあい、喫茶店で甘い珈琲をすすって解散。雨足がつよくなってきている。すずしいのはいいことだ。


f:id:seimeikatsudou:20200924161528p:plain
169


未来のわたしに期待している。これまでに触れたものの層がそのヴィジョンを映すスクリーンとしてあり、つまり未来の光は過去の厚みへと投影されることをそのうちに運命づけられている。スクリーンの強度の中核を成す空き部屋に積み上がった段ボールの山脈が、その身を貧弱とはいわせないと告げているようだ。その峰の高さと長さが、わたしのこれまで歩んできた道のりのけわしさである。

寝る間際、寿司屋のかに汁がうまかったなあと思いかえすのだが、どれだけお湯を足してもしょっぱかったのと、酔っ払って胃がきもちわるくなってしまったので飲みきれずに帰ってしまってざんねんだったとうまかったパワーをざんねんパワーが上回っていく。