願望系以後

たい対た。たのほうへ自分の身を置くべきだ。

荷造りはけっきょく大を1、小を10の計11箱つめおえた。ようやった。つかれた。思っていたよりも目に見えるものが減っておらず、段ボールが足りるのかすこし不安になってきた。夜は池袋で「おかえりQさんさよならぢるちゃん会」のパート2(わたしが勝手に名づけているだけだが)。はやめにむかってジュンク堂をのぞこうと思っているが、どうか/加筆:だめだった。

夕、ひき肉とキャベツのスパイス(ナツメグクローブパクチー、カイエンペッパー)炒めonチーズ、クラッカー、牛乳。夜に酒を飲むので量は控えめに。あまりは冷蔵しておく。明日は玉ねぎもりもりカレーをつくるぞと決める。豆とトマトの缶詰を消費するのだ。赤とんも山ほど入れよう。

日が落ちてから家をで、電車に乗って小説を書いているときに、やっぱり自分の好きな服を着てでかけられることは、わたしが思っている以上にうれしいのだと気づいた。これは自覚的なうれしさではなくて、スマホの画面の周囲にピントがぼやけた状態でわたしが着ている上着やボトムや靴下や靴が見えていることを通して、無意識的なきもちの高揚があることがわかったのだった。荷造りの最中に、仕事着であったスーツのパンツやシャツや靴下などを冠婚葬祭──というより葬──につかえるぶん、最低限残して捨てたが、この装いはわたし自身が気づかない部分までを黒く覆ってしまっていたのだと気づいた。覆われてしまった二十代はもうにどと帰ってこない。


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揚げ物などをアテに2軒まわって飲んだのち、来るときいていたが来なかったHさんの住む駅へQさんとほぼ終電車で突撃。迷惑な話である。バーや居酒屋や公園を経由しながら、初対面であるHさんの同僚ふたり含め、太陽がのぼりきるまでHさん宅でうだうだする。めちゃくちゃにねむかったが、ダイアログのときに山になったペットボトルのゴミを今日こそ捨てなくちゃとがんばって立ちあがり、離脱。Hさん家に向かう途中に寄ったコンビニで、ガンツ大阪編おもしろいですよねという話をしたというどうでもいいディティールばかりがあたまに浮きあがってくる。

寝過さずに帰宅し、ペットボトルを3袋捨て、何度寝かして夕方頃起きる。昨日のあまりで空腹を満たし、スケジュール的に今日荷造りをやらないとまずいぞとつよく思いながらだらだらする。明日まあまあはやく起きなくてはならないので、こんな遅い時間に起きてしまって不安だ。雑誌をパラパラ読みながら1時間で2箱詰める。遅すぎ!