funeral funeral

めざめた瞬間から胃が鉛のように重い。

きみは洗脳されているというわたしに向けての言葉が社長の口からでた。労働者の権利の話をしていたので、わたしの左翼的なイデオロギーに対するものだと察せられる(「デモに参加したりして」、とよくわからない発言もあったが、そうしたひとたちにシンパシーは感じるとはいえわたしは毎週デモに行くようなにんげんではないので、何を根拠にこのひとはしゃべっているのだろうと思った、わたしが「群れている」ことの証左として論ったようであるが、わたしはだいたいひとりでうごいているにんげんなので、どこにそれを見いだしていたのだろうと疑問に思う)。なおかつ、きみみたいなひとははじめてだとべつの上司の口から発せられる。歴代の社員とはこんな風にもめなかったという意味合いでの言葉だ。どっちが洗脳されているのか。どっちが狂っているのか。そんなことを思う。

今日になり、また状況が変化した。さいしょにわたしの考えていた希望と比べればそんなによい着地点ではないのだが、おたがいにもろもろの見通しのよい結論に落ち着きそうな気配がある。わたしはつかれてしまったのでもうそれでという感じ。前提からして考えかたがちがうので、向こうの考えかたのままに提示されるすべてを受け入れるのはとてもたいへんなことなのだが、それでもわたしに対する思いやりの念がそこにあることを感じられないわけではないし、わたしもけっしてもめたくてもめているわけではないのである。

会社の入っているビルの管理人とエレベーターホールででくわしたので、退職する旨をつたえるとねぎらいの言葉をかけてくれる。わたしが入社してしばらく経ってから入ってきたひとで、わたしのすがたを見るたびに気軽に声をかけてくれる、たのしく、ゆかいなひとだった。


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帰宅、洗濯。夜、しめじと豚バラとチーズのブルグル。ブラッディメアリ。