夢中な顔たちの寄せ集まった隅

すべてを脱ぎ去りたい。

ほんとうに最悪だなと思いながらいつもよりはやく出社。平日にスーツを着るたびにこころがすり減るのに、休みの日となってはもはやいうにおよばず。どしゃぶり。ぐしゃぐしゃの靴。でかい荷物。無のこころ。もうなんにも触れたくない。

話を受ける技術を得たい。事前の関係性抜きの、純粋な(そんなものはない)会話におけるレシーブのテクニック。ほんとにわたしはなーんにもしゃべれない。波長のあうあわないをひとはどこで判断している?

空腹で死にそう。


f:id:seimeikatsudou:20200723131922j:plain
というわけで家に帰りジャンクフード、鯨井風汁なし麺カレー味、卵・ザーサイ・ウインナ入り、チーズとブラックペッパーもトッピング、がつがつ食う、しょっぱい、しょっぱすぎ!


昨日シャワーを浴びながらひさびさにスクワットしたがために股関節まわりがいちじるしい筋肉痛におそわれており、なかなかきもちが再外出に向かなかったが気合を入れて家をでる。ワンウォールの審査会のときにしりあった土屋さんの展示を観にサニーボーイブックスへ。壁にならぶ絵を観ていると、隔てた時の層のようなものを通ってこちらに触れるものがあり、その厚みがすうと沁むこころもちになる。色味のよさ。古書とzineを買ったのち、周辺の古本屋もはしごする。どこもはじめてゆくところばかり。学芸大学、降りないよな。いつのまにかマウントジンのお店が移転している。しょっぱいごはんを食べた所為でめちゃくちゃのどがかわく。雨が降りつづいている。それぞれの店で探していた本が1冊ずつ見つかり、うれしい思いをする。

都内はこれまでで最大の新規感染者数を記録したようだが、けっこうな人出。

帰宅のち、音楽をかけ、オールレーズンをつまみつつビールを2本あける。燻製ベビーチーズもだし、そせじとピーマンも炒める。厚揚げも焼き、ズブロッカも飲む。

KAMIBUという団体のzineを読む。「ともだちのつくりかた」特集と「ブラック企業と仮想通貨」特集のふたつの号を買った。紙媒体であることのよろこびがある手のこんだ造本。わたしも個人でなく集団でzineをつくりたいなと思う。せっかく編集もデザインもできるのだから、、