いちばん新しい花椿を読んでる。会社には山のようなバックナンバーがダンボールに詰まってあって、以前処分するというときにほしいですといったらあげるよといわれたのだが、なぜだか取り消されてしまってもらえないまま数年が経った。掌返しがすごいひとなんだよなと数年いっしょにはたらいて思っている。あれだけ褒めていたひとをひとつの出来事を境にぼろくそにいうということが複数回あった。わたしも会社をやめてしまえばぼろくそにいわれるのだろうか。
朝、電車が遅延し、車内はコロナになってからいちばんの混雑具合。感染は日々再拡大しているようだが、ふたたび宣言がでるのはいつだろうか。そこには都知事選という出来事がおおきく関わってくるであろう。山本太郎の出馬は悪手なのではと現時点では思っている。が、ほんとうに問題にすべきなのは、いわゆる「リベラル」が、共闘しよう一本化しようという一点のみで選挙を考えていることにほかならない。このことが、まっとうなデモクラシーの弊害なのだ。この機に際して、そうした見方自体を問いの場に引きずりだす必要があるとは思うが、そしてこの出馬がその好機になればよいと思うが、そうはならないだろうというのが反民主主義者としてのわたしの立場であり、であるがゆえに悪手だと思っている、というわけである。
夜、手羽先としめじを山椒塩で焼く。キムチとチーズもだす。ブラディメアリを2杯。ずっと食塩入りのトマトジュースで割っていたのだが、ここ数回は無塩のを試している。意外といける。体重はとうとう54kg台に突入した。実家に帰ってお金がたまったら自転車を買って体幹をきたえたい。
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フライヤー、グッズデザインともに大詰めの段階にさしかかってきた。ものをつくって生きていこうとする身として、つねに前回を越えようとするという営みはたいへんなものがあります。ここさいきんは制作よりも読んだり観たりにちからを注いできたので、今年から来年にかけてはものをつくることに注力したいですね。いや、見聞にももっと時間を割きたいです。どちらにせよ自らの時間をきちんとつくる、ということが目指されます。これは在宅勤務の２ヶ月間がめざめさせてくれたことです。
わたしの原風景のひとつである猪苗代湖。そこにつねに鎮座していた遊覧船のかめ丸と、はくちょう丸を運営していた磐梯観光船が廃業するという。コロナまわりの廃業でいちばんのショック。むちゃくちゃにかなしい。ニュースを見たり読んだりしているとなみだぐんでしまう。乗った記憶ははるか昔、もうぼんやりとしか思いだせないのだけれど、かめ丸もはくちょう丸も帰省するたびに目の当たりにしていたし、むこうにいたころは船着き場ちかくの砂浜に立ち寄って、よく白鳥やカモに餌をやっていた。駐車場に隣接する小さな売店があって、そこでパンの耳を売っているのである。
寝る間際、部屋のなかを羽虫が一匹飛んでおり、うおらーーーとキレそうになっていたところ、気づけばわたしの腕毛にからまって身動きがとれなくなっていたのでご昇天していただいた。ふだんはやかましい体毛にもこうして活躍の場があるのだねえ。
