おれはばあちゃんのやさしい心に背かないよう生きていきたい

人生で何を守るかといえばもうそれしかないんだよという気さえする。いやそんなことはないなと1日経ってから思いなおす。携帯を買い替えたようで、祖母の新しいメールアドレスと電話番号が母から送られてくる。なんとラインのアカウントまで送られてきたのでとうとうスマホに!と思ったのだがガラケーだそうだ。そう、ガラケーでもラインはできる。ほりきさんがそうだった。だがいつのまにかできなくなってしまって、いまではメールのやりとりをしている。先日は短歌が送られてきた。わたしも詩を返そうかな。祖母にラインを送ると、メールで返事が返ってきてわらってしまった。画面がちいさくて文字が打てないということだった。しばらくすると電話もかかってきた。後日、空メールが何通も送られてくる。かわいすぎないか??

ダイソーにマニキュアを買いに行く。新たに3色買った。塗るのがたのしみ、なのだが、在宅勤務がおわってしまったら長期休暇のときでもなければ塗らなくなってしまいそう。たった2日間のために塗ったり落としたりするまめさがわたしにはない。まいにちメイクをするおんなのひとたちを尊敬する。いまは男性もメイクをするようになっている時代だが、どちらもメイクをしない時代のほうが幸せになれるんじゃないかなどとも思ってしまう。いや、もちろん、自分が好きでやるぶんには問題なくて、わたしも好きでマニキュアを塗っているし、そうすることで自分のテンションがアガるのを感じるが、たとえば電車内広告の脱毛・美容・増毛・整形……といった見た目にまつわる外的な圧によって、あるいは、社会という既成の概念でぬりこめられたクソのようなムードによって、身繕いを強制されているひとたちも大勢いると思うのだ。おとこもおんなも、脇毛も脛毛も腕毛も生えてていいじゃないか。資本主義は生活の隅々にまでその身を懐胎させている。モノが飽和した時代において、不要なものにこそ、それは嗅覚を尖らせている。

ギターを爪弾く音がちかくの家からたまにきこえてくる。生音か録音物かの聞き分けがつかないほどの、ちいさな音量、しかしたしかにきこえる旋律、よわい雨の降る音のなかを切りわけて、わたしの部屋まで届いてくる。


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あまった餃子の皮はすべてピザにする、具はベーコン、ピーマン、トマト、エリンギ、ガーリック、ちょううまです


チョコミント味のカントリーマアムが売っていたので買った。まだ食べていない/加筆:食べた。まごうことなきチョコミントだ。わたしはチョコミン党。セブンティーンアイスでもチョコミントをチョイスする。銭湯にいって温泉に浸かり、火照ったからだでアイスを食べたい。たらみのゼリーがコンビニだけじゃなくてよく行くスーパーにもあることをしってふたつかった。白桃とマスカット。食べるのたのしみ。ひきこもり生活は食べるよろこびのプリミティブなかがやきが増す。2枚食べ、2枚冷蔵庫に入れ、2枚冷凍庫に入れる。のこり4枚。

爪囲炎の兆候がなかゆびにでている。突き立てすぎたか。ろくでもない世のなかに、FUCKのよもじとともに。