トイレの守護神。餌をやりたいが餌となるような虫がなかなか家のなかにいない。どうやら彼女は母親だったようで、ちいさな子ぐもが3匹ほど壁に止まっていた
腹が痛い。このところ頻便である。血もよくでる。友人が切れ痔になったとブログに書いていた。病院にも行ったとある。薬を塗っているとも。わたしも10年選手なのだが病院には行ったことがない。薬も買ったことがない。べつの友人は去年だか今年のはじめに痔で手術をしていた。行ったほうがいいのだろうと思う。行って、切ったりなんだりしたほうがいいのだと思う。たまにびっくりするくらい血がでているときがある。痛みもなしに便器が真っ赤になっているので驚愕する。
オワリカラをひさびさにかける。いっときとても好きだったバンド。ランクヘッドもそうなのだが、ともにずいぶんと入れこんでいたバンドなのにあまり聴かなくなってしまったし、新譜も追わず、ライヴも行かずになってしまった。こうして聴きなおせばいいなあというきもちが高まるし、『サイハテ・ソングス』なんかはリリース当時も絶賛したおぼえがあるが10年代邦ロック屈指の名盤のひとつだと思っている。けっしてきらいになったわけではないのだ。かつて聴きつづけるバンドとそうでないバンドのちがいを歌詞のよさに託したことがあったが、その点でも、ともによいフレーズがきらきらしてはいるのだよな。せっかくAppleMusicをやっているのだからさいきんのアルバムも聴いてみようと思う。
へんな時間に夕飯を食べた所為で夜腹が空き、クラッカーをあけて晩酌をしてしまう。四角い小皿にいぶりがっこタルタル、プロセスチーズ、そうめん用の具入りつゆ（？）の具だけで3種盛りをつくる。具の中身はひき肉、ピーマン、厚揚げ、ザーサイ。夕飯に多めにつくってつくおきにしておいたものだ（今年初のそうめん！ 丼風にして食べた、厚揚げはもとより好きな食べものだが、おかめ納豆で有名なタカノフーズの絹厚揚げがうまくてさいきんハマっている）。そばちょこに入れた濃いめのブラディメアリが相棒。割って飲む酒のいいところは濃さを自在に変えられるところだ。こうやってひとり酒しているときの自由さってなんなんだろうか。食事といっしょに酒を飲むとはまたちがう快がある。ひとり暮らしのよろこびと悲哀が凝縮されている。
