ユー・キャンセルド・オン・ミー

あいもかわらず先行執筆、ストック数7と8をいったりきたり。べつにわるいことではなく、むしろよいことなのだが、その熱情が奇妙だ。おなじ書くにしても文学の方へもうすこしかたむいたらどうか?

「噛んじゃだめよ」という年増の婦人の声がまいにちきこえる。犬に対していっている。犬はものを噛む。ひとだって噛む。なのに分別があるような顔をしている。わたしは犬の顔をしらない。ひとの顔もわからない。

夜中に地震がある。それなりに長いものだったように思うが、ぼんやり起きてまたすぐぼんやり入眠したのでよくおぼえていない。アラームがうるさかったのはおぼえている。いつかこうしてぼんやりしたまま本棚につぶされ命を落とす。

電池4%。まいにち充電している。たいていこわれるまでつかうので48ヶ月払いとかいうきちがいみたいな分割数にしてしまったのだが、後半の電池持ちがはやくも心配である。まだ12、3ヶ月しか経っていない。すでになんどもアスファルトに落として外枠がへこんでいる。3%。スマホの話。

ひと記事あたりの文章量について考える。とくに文字数の目安があるわけではないが、何をもって完了としているのだろう。読書記事に関しては回をかさねるたびに長くなっている気がする。1冊ずつにしたほうがよいのかもしれないが、意固地なこだわりがそれを固辞する。複数性をだいじにしたい。これはなにもカテゴリのついていないこのような記事においてもたいせつにしていることだ。


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だるさがある。気圧が落ちているのかとしらべるもそんなことはなく。2時間ばかり昼寝する。多少はすっきりする。シャーウッド・アンダソン『ワインズバーグ・オハイオ』を5、6篇ほど読む。新潮社の新訳版ではなく、講談社学芸文庫のほう。どれも名品の気風をたたえている。

鶏皮の煮込みをつくる。厚揚げとネギと卵も入れる。美味なり。お米はいつもひとめぼれを買っているのだが、たまにはべつのものをと今回はこしひかりを買った。佐渡ヶ島産。ねばりけがある。つゆをかけて食べてしまったのでさらの味がわからないがまあまあおいしい。

雨。でかけることがなくなってから、雨が降ることに対するネガティブのきもちが減った。洗濯もいつだってできるから困らないし、外からきこえるいやな音もかきけされる。ただ内側からの音はうるさいままである。以前の住人たちに帰ってきてほしい。所作が雑なひととはわたしはなかよくなれないと思う。稲光が窓に走る。なんども走る。

紅茶を淹れる回数が増えた。ティータイムの習慣がないまま育ってきたので、ジャンナッツの箱をいちど買えば年単位でもってしまうのだが、ここさいきんはそれなりに消費している。マリアージュフレールはお店やってるみたいだしこんど買いにゆこうかな。

ユーエスガールズがなんとか再生できてよろこびのダンスをおどる。カメラオブスキュラもかけてムーディーなダンスもおどる。シュシュもかけて呪術的なダンスもおどる。音量最大、ベース最大にしておどりくるいたい。