駆け足の夏(ノーソックス

3時半ぐらいまで友人たちとライン通話をする。通信制限下でも問題なく、そして驚くべきことに絵チャを同時起動してもなんとかなることがわかり、いい気分になる。今後は通信制限になってから通話しよう。みんな元気そうである。話をしながら、『なにかもちがってますか』をはじめからおわりまで読み通す。先日、書架の『双子の帝國』と『なるたる』に手をのばしてから、鬼頭莫宏やっぱり好きだなあのきもちがふくれあがっているのだ。今日は『ヴァンデミエールの翼』、『残暑』、『殻都市の夢』、『終わりと始まりのマイルス』、『辰奈1905』と短いものを読みかえそうかなと思っている。いまは朝の8時半。茄子の煮浸しと、卵かけご飯と、プチトマトを3つ食べた。クリーニングにだしていた冬服を取りに行って、本を携えて公園まで散歩にでかけたい。そして日差しを浴びながらベンチで居眠りしたい。

そんなことを書いていたら、上記の漫画は一気に読みきってしまい、そのままダウンした。起きたら16時過ぎ。冬服をとりにゆき、街ゆくマスクマン/ウーマン/チャイルドたちをながめながら、いい気候だなと思う。しかしながら散歩はまあまたこんどという怠惰が顔をだす。公園ではできるだけゆっくりしたいので、、それに平日のほうが空いているのではないか? 帰り道、アベノマスクと思われる布マスクが2枚、見上げたアパートの窓から吊るされたピンチハンガーにかかっており、詠嘆詩人のように「おお」と心のなかで声が漏れた。


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牡蠣と春菊のパスタ。めちゃんこうまいです


鬼頭莫宏はといえば、デビュー作の1コマ目から自転車が登場していたことにあらためて気づき(前もそんなことどこかに書いた気がするが)、すべては処女作にあるのテーゼに首肯しながらええなあと思った次第。イッサくんや畑飼先生のような独自の哲学と論理をまっすぐに立てた人物の登場はしばらく待たれることになるが、喪失性やガリガリロリコン趣味はしっかりとそこに根づいている。『残暑』、自らの絵柄を獲得してくさまがとてもよい。

昨晩したスクワットによる筋肉痛が股関節を襲っている。このままいけばからだがなまるのだろうなというぼんやりとした不安がある。プランクと腕立てもローテさせて抵抗したい。

また日を変えて『のりりん』も読む。ロードバイクほしすぎる。もう10年ぐらいいってる。ラレーのCRFを買うとずっとむかしに決めている。さいきんあたらしくラインナップに加わったCR-DCにも興味がある。「男は30越えたら自転車ね」って、リンちゃんママがいってるし、じっさいその頃には買えるのでは?というなんの根拠もない楽観がある、てかノリと同い年になってるってやばくね??と1巻のそのシーンを読みながら思った。