碑になる背骨の擦りあとをなでる

詩集の束見本ができた。よい感じである。本をつくるときはまず束見本だとかつてボスもいっていた。予算的にむりだと思い込んでいたが、ただでだしてくれるというので乗った。じつぶつがあることによる、イメージのふくらみはとてもおおきい。詩でたたかうのはもちろんだが、まず書物としてたたかえるものにしたい。編集者として、デザイナーとして、詩人として、渾身の一冊にしたい。

しかし資金がほんとに足りない。あてにしていたボーナスは南無三、アパートの更新料と保険料がかさなって御陀仏、おまけに冷蔵庫のドアがうまくしまらなくなる、デザインのしごと、募集中です、どうぞよろしくお願いします、、


f:id:seimeikatsudou:20180814172637j:plain


さいきんは弱気になることが多い。人生どうにもならないという言葉がよくあたまをよぎる。このどうにもならなさとがっぷりよつに組まなくてはと思うのだが、酒に逃避しまくっている。今日もビールがうまい。本格的にだめである。