『あひる』を読みおえる。今村夏子の不穏さはくせになる。つかもうとする手からスーッとのがれていくような得体のしれなさが作品内に反響していて、しまいにはそれがあらぬ方向へといってしまって、それを呆然とながめるわたしがぽつんとのこされる読後感。…
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