三日三晩泣く体力も怒る体力もないから死ぬしかない

アート・カルチャー界隈の面識/共演経験のあるひとらからバンバンフォローをはずされているのを見、へんな興奮を催す。ブロ解ならまだしも(?)、単なる数値として見做され係留されつづけること。これが生きてるって感じだ!

夜、魚三種の西京焼き、長芋ベーコンチーズオムレツ、インスタント味噌汁。鮭、鱈、鰆。うまい。

服部昇大『邦キチ!映子さん』、無料公開されていたので全話読む。紹介される映画はほとんど観たことがないが、たのしい。文化部ってサイコーだなってきもちになる。わたしは「サークル」のコミュニティのありかたをひとつの理想として考えている節がある。いかにしてそれを今後の人生においてつくりだし、持続させることができるかがおおきなテーマな気がする(ほんとうか?)。女児アニメ部(実質プリキュア部)、入りたい。同人メンバーは邦キチの映画読解のスタンスに疑義を唱える読みをくりひろげていて、ぼんやりとしか読んでいない自分のお気楽さにわらってしまった。

取り扱ったことのない判型をデザインするのはむつかしい。人体よりもでかいサイズならひとしおだ。さまざまなパターンを考え、試し、改良する。すすみはよい。

夜、茄子入り豚の生姜焼き。しあげにすりおろしたのを入れないと風味がおわっている。母と妹は生姜焼きだと気づかなかった。わたしも微妙だと思った。

冬野梅子『まじめな会社員』最終話読む。「私は幸せじゃない/でもやっていく」。いいおわりかただ、、実家という、けっして望んではいないのに安住してしまう場所から一歩踏みだす胆力と、その歩む方向(今村、綾ちゃん)の引き裂かれ。連載がはじまった当初から、ひとつのはげましとしてわたしの精神に光を与えてくれた作品である。次回作がたのしみ。

ワークワーク。このくらいのいそがしさでまわってゆければいちばんよい気がする。さまざまな案件の見通しがつきはじめる。

夜、ブロッコリのコンソメスープ、ごま生姜もやしナムル、アスパラと舞茸とひき肉のゆずポン酢炒め。めちゃくちゃでかいアスパラ。うまい。ていねいに根本の皮を削いだ甲斐がある。

鬼頭莫宏『姫さまのヘルメット』(2022)。『残暑』(2004)をもっているので収録作の半分はすでに読んでいる。とはいえ読みかえすのは数年ぶり。サイコーだ。ラブだ。こうしてまとめて読むと、話のつくりの類似性が浮かび上がってくる。「反転構造」のつよさ。「彼の殺人計画」の殺人シーンのコマ割、すごくドキドキする。大ゴマの静寂もすばらしい。本作に限らず、総じて無言のコマ、顔に語らせる描写がうまいと思った。

「風の王」の、戦地から離れた地で、聴こえてくる駆動音からの想像によって語られる戦闘シーンもサイコーだ。巻末に設けられた著者による作品解題には「できればロボットの戦闘シーンのカットは全くナシにしたかったんですが覚悟が足りませんでした」とあり、それはそれですぐれた構成だと思うが、2コマだけロボットを登場させている完成版もすばらしい出来なのには変わりない。『のボルダ』につづきこうやって本がでていることを踏まえれば、『始まりと終わりのマイルス』も『双子の帝國』も続刊をちゃんと期待していていいのだろうか。あと単行本化されていない戦闘機擬人化モノもあったような?(『隼ちゃんもとんでます』だ!)



500


ワークワーク。入稿ぶじおわる。だいぶ気が楽になる。新しいワークもはじまる。

夜、茹でアスパラ、揚げ鶏と茄子と長ネギ甘酢餡。うまい。アスパラがおおきすぎて茹でるのに苦労した。

選挙にははなから期待していないが、いい感じの「党」ができてくれないだろうかとは思う。陰謀論とポリコレに毒されていない左翼の党。ストライキがバンバン起きる国になったらいい。打ちこわし、一揆の精神。発売当初に買って積んだままの『民衆暴力』を読むべきときかしら、と枕もとまでひっぱりだす。本はひらかない。

このところ、それぞれべつのところで引き受けているしごとの相手の名前を、受けている側とはちがう方面で見かけることが頻発しており、世間の狭さよ、、とありふれたことを思っている。わたしはそのことをわざわざ相手に伝えることもしないので、線がつながることはない(気づくひとはのちのち気づくだろうのスタンス)のだが、こうも連続するとおもしろい気分になる。

夜、アスパラひき肉しめじ入りチーズオムレツ。うまい。

無血食育グループ

額はまったく異なるが誤振込先になったことがあるので、4630万円の報道をみているとかわいそうだなと思う(しっててつかいこんだことはべつにして)。わたしはもろもろの連絡をメールだけで済まされたな、と思った。

夜、ひき肉玉ねぎ豆腐卵の煮込み。たけのこもいれる予定だったが、酸っぱい匂い+再茹でしても変な味がしたのでとりやめた。おのれブンドル団!

デパプリ11話。3人ソロ変身+2人決め技のバンクたくさん回。ジェントルー=生徒会長をはやくもプリキュアたちに開示する展開におおお、となる。おそるべきスピード感。このところかげが薄めだったたくみくんも存在感をだしてきて、今後の展開がさらにたのしみになる。予告でバトっているプレシャスとジェントルーのすがたは、フレプリのピーチvs.イースを想起。リアタイ時に観た以来観かえしていないので正直なところあんまりおぼえていないのだが、、

バイス36話。前回の次回予告で変身場面が抜粋されていたフリオこと玉置くんは仮面ライダーになれず、代わりにアギレラこと花が変身! 戦闘後のさくらとの会話シーンでフレームアウトしているフリオが不憫だ、、あんなにアギレラアギレラ様と慕っているのに、、この目を離さずに守ってあげたくなる感じ、ポジション的にヒロミさんと被るんだなと思った。変身に至る前準備として、フリオや五十嵐パパをひきあいに「わたしも役立たずだ」とカット割と画で強調するのもよかった。

ドンブラザーズ12話。ドンオニタイジンに合体した際、各パーツとなったそれぞれのキャラがぺちゃくちゃ喋りまくっているのがいい。さらにはそこで「何でもアリだな」と言わせてしまうこと。このくらいふざけていると、2段階バトルもたるくない。プリキュア同様、タロウとソノイの友情と敵対が衝突する次回がたのしみ。

ダンスール7話。いい回だった。前回とちがって「1話」として完成度が高かった。影ダンスと星空演出は相変わらずすばらしい。水辺に打ちこまれた杭にサマースクールの面々が立つシーン、プルプルとふるえる5本の爪先で画面をつくっていてとてもよかった。

じゃんたま7話。雪山で遭難し、眠気覚ましのために卓を囲む面々だったが、吹雪で牌が真っ白に染まり、参加者はひとり、またひとりと白一色でアガっていくのだった……。なんちゅうくだらなさなのか。



499


せんがわ演劇コンクール、ざんねんなことに公演は観られなかったのだが授賞式だけ観る。わたしは「よい/わるい」の尺度よりも「すき/きらい」の尺度に重きをおいているので、前者が主流の選評のなかで後者に寄った発言がでた際にウム、となるのだが、しかしこれは作品ごとにスケールをずらしている欺瞞のあらわれであるとも思いなおし、「審査」の場においては一貫性をもつべきだと思った。でなければ、信用がならない。

川勝徳重『アントロポセンの犬泥棒』(2021)。版面がおもしろい。そもそもの判型が青年漫画でなく少年漫画サイズであり、さらにそこから余白をつくってページを構成している。だからフツーの漫画よりもこぢんまりした印象を受ける。途中、広告頁も挟まれているのもあって、読者との距離が意識された造本設計だと思った。なぞの犬ポスターのヴィジュアルと、シールをつかった装丁もチャーミング。担当は森敬太。

仕様についてばかり触れたが、ついったでも宣伝として公開されていた巻頭作「野豚物語」がとにかくすばらしい。困窮極まる苛烈の現代に生きるわれわれの、いつか鳴らされるだろう闘争へと至るしずかな地響きが、雄弁かつ情感のにじみでるようなフレーミングと、飄々としたタッチでしかと刻印されている。虐げられる象徴の「豚」と同一化の夢を見る「わたし」が、そのアナグラムであり、豚と同じくゴワゴワの毛並みをもつ「たわし」を手にするラストの余韻、じいんとくる。背にあたる帯に抜き書きされた「構造を撃て!」、思わず「応!」とこたえたくなる。

to-ti.in
「野豚物語」はここで丸ごと読めてしまう!

大山海『奈良へ』(2021)。途中までトーチで読んでいたのだが、未読だったその先で作中作がはじまる展開におどろいた。「野豚物語」に流れていた爪弾き者たちへのまなざしが本作にも通底しており、現代日本を舞台とした作品の基底と、「異世界転生」モチーフの作中作のギャップが成すいびつさが、登場人物たちの不器用さともひびきあっているように思えた。おそらくこの漫画内漫画がなくとも、本作はまとめることができるだろう。だが、「ドリームランド」と名づけられた「異界」の存在は、壁に埋まった陶器のかけらが、「時代」だけではなく「空間」をも超えて「つながり」の線をむすぶことを指し示すのだ。最初は読み飛ばしていた3話「法隆寺」のラスト、古の仏像たちの顔が伝えるのはその「時」の果てしなさであり、ちかしさである(対比される路チューする刹那的なカップル!)。

表紙のメインにあのコマをもってくる手腕。唸る。装丁は川名潤。リデザイン版『秋津』スタイルのコマコラ。ラブ。

to-ti.in
ここまで読んでいたのだった

げ/き/て/き/精神滅亡領域

ザ・スマイルというバンドのMVがおすすめにあらわれ、手の甲から何かが生えているクレイアニメっぽいサムネにつられて再生したところ、トム・ヨークみたいな声が流れてきたのでへえと思って聴いていたらほんとにトム・ヨークだった。また、アニメの質感が観たい映画の作風に似ているなとながめていたが、同じ監督だった。クリストバル・レオン×ホアキン・コシーニャ。『ザ・ウルフ・ハウス』、日本でも公開してくれ!

youtu.be


しごとにおける夜遅くのやりとり、よくしった間柄でない場合のその塩梅。基本的には向こうにあわせているが、日付の変わり目あたりでラリーをしていると「不健康」だなと思う。すくなくともそんな労働環境が「蔓延」している社会よりは、していない社会のほうがいい。「夜型人間どうしの幸福な進行」とかならぜんぜんいいのだけれども。

夜、豚バラと長芋と人参の煮っ転がしねぎ味噌味。うまい。

ゆーちゅーぶでゲーム実況を観る時間が減り、代わりにMリーグの切り抜きばかりを再生している。だから先日天鳳をひさびさにひらいたのだった。

わたしの書いた言葉が、わたしと遠く離れたところで生きていることのうれしさ。

搾取がつらい。

あたまとしりだけ読んでだいぶ放置していたカミール・パーリア『セックス、アート、アメリカンカルチャー』(1995)を読みすすめる。昨今の炎上を相対化する処方箋になるのでは?と期待しているのだが、どうか。グレーゾーンをせばめるな!という主張(だとわたしが勝手に解釈している)はほんとにそう、と思う。なんでも法制化したり明文化すりゃいいと思ってる「リベラル(リベラル?!)」はマジでクソだ。

そんなフェミニストたちの単純化しすぎた心理を示すよい例が、最近のデート・レイプ論争でかならず引きあいにだされる「『ノー』はつねに『ノー』である」という決まり文句だ。ガールスカウトじゃあるまいし。昔もいまも、これから先もずっと、「ノー」はいつだって危険をはらんだ魅惑的な求愛の儀式の一部であり、セックスと誘惑につきものの台詞である。

「機微」が死ぬ時代なのか? フェミニズムスターリニズムの尖兵であるとかつて外山恒一が喝破していたが、それはあながちまちがいではないよなとさいきんは思うようになってきた。とはいえフェミニズムフェミニズムで大事だ、と思ってしまうのが日和見なわたしの現在である。

何の記事かはわすれたが、さいきんヤフコメで「録画機能つきのアイウェアをみんなが着用してつねにドラレコ状態にしないと(治安維持のためには)あかんかもね」みたいな意見がトップにあがっているのを見かけ、なんちゅーディストピアだよと思った。コロナをめぐってのもろもろを見ていてもそう感じるのだけれど、「自由」は「安心」や「安全」なんかよりだいぶどうでもいいものとしてとらえられている。

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こういうこと、いまはもうこんなにアジる元気もない



498


ダンスール6話。バンダナ先生が子安!ってことぐらいしか書くことがない。「1話」になるつくりなのか?とハテナをあたまに浮かべながら観ていた。つづく『じゃんたま★PONG』が麻雀打たずにソロキャンしておわるおふざけ回だった印象のほうがでかい。

ワークワーク。つらいつらい。

ガサラキ9-10話。9話、背景、陰影、エフェクト。バキバキに冴え渡っていた。ディティールにリキを入れるというのはこういうことだ。戦闘はないが、豪和とイシュタルの駆け引きが生むサスペンスがおもしろい。脚本・小中千昭を見、ウム!となった。10話にはいよいよ骨嵬の戦闘シーン。生物的な駆動音がまずヤバい。暴走エヴァ的な肉感、実験演習での肉体へのインジェクションも相まって、生々しさが浮きでた回だった。

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おすすめにでてきたキュアショコラの変身バンク、めちゃくちゃカッコいい。全シリーズを通してもだいぶ上位に来るのではないか(わたしは単独変身をまだ全員分観てすらいないが)。本編を観るのがいつになるのかわからないが、、ところでシリーズのなかでプリアラの動画がずば抜けて再生数が多いのはケモナー効果なのだろうか?

入稿エラーが連続し、寿命が削り取られる。鬼のような気疲れ。胃がめちゃくちゃ痛い。サポートセンターとやりとりしているとあみ子(『まじめな会社員』)のことを思いだす。返信するたびに相手が変わる謎。めんどうな客だと思われているのだろうか。エラーは単なる先方の指示の見落としで、ぶじ落着する。こころはまったくぶじじゃないので休息日にする。なんたる弱さ。

断層

 寝返りを打つと突然めまいに襲われるようになり、あまりにもそれが頻発するので近所のちいさな病院に行くと〈おわり〉とのことだった。
「〈おわり〉ですか?」
「ええ、〈おわり〉です」
 医者は眉ひとつうごかさずに診断を下し、退室を促すように「お大事に」と口をうごかしてパソコンのモニターに向き合った。
「あの、〈おわり〉というのは……」
「〈おわり〉は〈おわり〉ですよ。受付でお薬をお渡ししますから忘れずに受け取ってくださいね」
 医者は黒い画面を見つめたまま、抑揚のない声で言った。キーボードの上に構えられた指先はじっとその場にたたずみ、わたしが診察室にいるあいだに打鍵音が鳴ることはなかった。退室しようと立ち上がったはずみに左足が引っかかって椅子がたおれた。「そのままでいいですよ、こちらで直しておきますので」と医者は顔の向きをうごかさずに言った。
 明るさの均一に整えられた待合室に戻ると、先ほどまでいた何人かの来院者は誰ひとりいなくなっており、加湿器の立てるちいさな駆動音が目立つほどの静けさが亡霊のように横たわっていた。空になった橙色のベンチシートの向こう、曇硝子の詰まった窓のたもとには、幼い子供の背丈ほどある観葉植物が植わった鉢がめきめきと存在感を放っている。葉の大きな、深い緑の茂りの合間に、赤土のような木肌がちらとのぞき、それを呆けた顔で見つめる背筋の曲がった壮年の男がわたしであった。
 そのまま突っ立っていると、受付の女がわたしの名前をまずは苗字だけで呼び、即座にフルネームで呼びなおした。そうかと思った。めまいが起こるとき、この亀裂がわたしのなかに走るのだと直観した。姓も名も、わたしをあらわす記号であることにはちがいなく、だが、そこには明確なずれがあり、がゆえに、受付の女はにど、わたしの名前を呼んだのである。そしてこのふたつのあいだにある断層が、わたしの三半規管を著しく狂わせ、前後不覚に陥らせるのである。硬直したままの背中にさんどめの呼びかけが届いて、わたしは振りかえる。桃色のマスクをした女の顔が目に入り、その瞳に焦点がむすばれようとした矢先、わたしの視界は螺旋めいた混濁をきたし、脳が乱暴にゆさぶられるような不快が顔面に垂れ落ちて、破砕した。
 つぎにまぶたがひらかれたとき、わたしはふたたびおぞましいめまいによって身体中の感覚が囚われ、ここがどこか、自分が誰なのかもわからなくなっていた。襲い来る吐き気とめくるめく廻転になんどもうごきを制されながら、やっとのことであたりを見回すと、〈つづき〉と書かれた緑のボードがドアノブにぶら下がっているのが目に入った。わたしは四つん這いになり、その一角を目指した。遥か頭上では、誰かの声が、またほかの誰かを呼んでいる気がした。

いい加減寝ますね(わたしもー!

sinkaneのライヴ盤、めちゃくちゃいい。『Cartoons In The Night Vol. I(Live 2019)』(2022)。来日してほしいよな。聴きながら、GANTZの大阪編がジャンプラで無料公開されていたので読む。高校生ぶりか? おもしれー、となる。きんにくライダーサイコーだよ。大阪編のあと、つまりはおしりのほうを読んでいないのでいつか読みたい。

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ワークワーク。dream wife、プリキュアのサントラ、the big moon、TOPS。事前に立てた進行案はくずれているが、夜中までちまちま作業をし、ぶじノルマをおえる。鬼のがんばり。

夜、ベーコンとコーンのコンソメスープ、豚レタスのラー油チーズ卵とじ。うまい。

引き続きワークワーク。いそがしいが、(というかいそがしいからこそ?)個人の出版物をつくりたい欲がめきめきともりあがってくる。昨年完成させた未発表の写真集を廉価版としてリサイズ・リメイクしたいのと、こないだの夜道の写真集をまとめたい。後者は再撮影が必要なので着手がいつになるかわからないが、前者は夏前に通販したい。

デパプリ10話。パワーアップアイテム回。ファーストカットからして作画のリキを感じる(そんななか、マリちゃんの作画だけみだれがちなのがウケる)。コメコメのかわいさの暴力っぷりよ。今回はキャラクターたちのちょこまかとしたうごきが随所で花開いていて、目にたのしかった。パワーアップアイテムが登場する前段階、レシピッピを守る決意、その想いのつよさを描くストレートな演出には素直に胸を打たれる。海外原画、ぎゃろっぷ原画(これは見間違えの可能性あり)をかくにんしたのち、作監クレジットに稲上晃の名を見、声がでる。ほか、変身バンク職人・板岡錦と上田由希子という3人作監の豪華さ。

バイス35話。カゲロウの欠落が大二に過剰な「正」の方向の発露を促しているというしくみがおもしろいと思った。正負の片方でもなくなってしまうとバランスがくずれるという構造。フェニックスの母艦が空から海へと沈没するダイナミックさにはわらう。今回は光くんが変身し、予告ではフリオこと玉置が変身。みんなライダーになっちまえというインフレ化がすごい。

ドンブラザーズ11話。相変わらずおもしろい。「イヌブラザーの恋人と同一人物では?!」という不穏要素のひとりであるキジブラザーの妻・みほの正体が獣人である、と匂わせる展開にウオーとなる。人間態でロボ化してしまって巨大化バトルを省略する作劇、めちゃくちゃいいと思う。定番の2段階バトルにたるさを感じるのは時代病だろうか。

ニチアサの時間帯にフワちゃんやヒカキンをつかった保険のCMが流れるのはグロテスクに感じる。



497


夜、鶏と椎茸のねぎぶし衣揚げ。牡蠣だしポン酢で。うまい。

ワークワーク。すすみはよい。明け方までがんばり、先方に送り、ねむる。どこかで一回転させたい。

ワークワーク。なんにもおわってはいないのだが、さまざまな進行のさなかで休息地のようなスポットができたので息抜きに麻雀を打った。天鳳のアカウントが消えていた。さいごの対局からもう10ヶ月ほど経っていたらしい。おそろしいことだ。

通販のため、はじめてつかうサイトに登録を試みたのだが、なんどやっても住所入力でエラーがでる。入力画面には全角で、とあり、エラー文言には半角で、とでてくる。いろんなパターンを試してみるのだが一向に登録されず、しまいにはエラーどころかアクセス不能になっておわる(セキュリティのため一定回数以上エラーがでるとこうなるのだろう)。ばかやろうが!と思いながら端末を変えて入力すると、さっきまでのエラーがまぼろしだったかのようにすんなり登録できる。ばかやろうが!

夜、豚しゃぶ、茹でもやし、ねぎ卵スープ。ごまだれ and ポン酢。うまい。

ワーク。つぎがすぐそばに控えているが、抱えているものはだいたい落ち着く。入稿日がかさなりそうなのが精神的には重いが、、

のびのびしたきもちになったのでカートに入れて寝かせておいた3万円分の本を買う。リンギス、ラッツァラート、小泉義之(ついったをはじめている!)など。hontoのポイント一生分、あたってほしいよな!

ねめねめねめしすここに死す

なめくさられる才能。人生の動員。手に届く場所にあるだけの代用品。

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これだ?

大学生の頃から言いつづけて早10年以上経った「チャリ(ロードバイク)がほしい」、今年はいよいよじつげんするかもしれない心持ち。長年ラレーのcrfを購買候補筆頭として考えていたが、ロードよりグラベルのほうがいろんな道を走れていいのではと思ったのと、円安+コロナで自転車の値段が高騰していて(わたしがほしい!と思ったときから比べると10万以上も値上がりしている!)、いまはキャノンデールのtopstone4を第一候補に据えている(これも価格改定が予告されている)。何より色味がかわいい。「男は30越えたら自転車ね」ってのりりんのお母さんも言っていたし。

夜、春菊の白和え、舞茸入り鶏大根。鶏は生姜と塩胡椒で炒めてから煮た。うまい。舞茸がいいしごとをした。

白和え備忘録、豆腐の水分をキッチンペーパーなどで抜き、春菊の茎のみを塩をひとつまみ投げた湯に入れ、10-20秒茹でたのち、葉を入れたザルにだばあする。そのまま冷ましたあと水気をしぼり、顆粒だし、醤油、塩、マヨ、豆腐と混ぜ、冷やす。デリシャスマイル。

夜、ニラとしめじ入り塩親子丼、妹作なめこと長ねぎの味噌汁。うまい。妹の転職先が正式に決まる。祝。それとはべつにケーキを食べる。うまい。

エリザベス・オルセンダーシャのポッドキャストを聴いているとしり、わらう。

新たなデザインワークへの着手。手をうごかすまえはうーん、どうすっぺという感じだったが、うごかしてしまえばこっちのものだった。いつもおなじことをいってるね。時間とのたたかいでどこまでブラッシュアップできるかが試される。

ここのところSNSでの告知をがんばっており、反応がうれしくもあるのだが、つらくなるきもちのほうがでかい。数値化と言語化がいっしょくたになっているのがよくない。おれは邪魔な数を抜きにして、みんなのテキストこそを読みたい。



デザインやりました、文フリで頒布されます、詳細は以下

https://seimeikatsudou.tumblr.com/post/684921227120459776/sz02
seimeikatsudou.tumblr.com


ワークワーク。やればやるだけすすむしごとラブ。

夜、レタスときゅうりのいぶりがっこタルタルサラダ、ブロッコリと木耳入りエスニックそぼろ。うまい。

冊子のデザイン、仮組みし、原稿を流し入れると事前に聞いていた想定頁数の倍ほどの量になり、思わずわらう。原稿待ちだったフライヤーの方もさいごの素材が到着し、決着がちかい。このふたつがおわればおれは初代プリキュアを観おえ、ブレンパワードの視聴を開始することができる、、?

ダンスール5話。いよいよ夏姫ちゃん登場! うごきはともかく、バレエシーンでの影をつかった演出がよかった。また原作からの省略具合も心地よいリズム。つづいて放映される『じゃんたま PONG☆』もいっしょに録画されているので流れでまいかい観ているのだが、あまりにもくだらなくてわらってしまう。ポンにゃ!じゃないんだよとか言ってたのに。

夜、しらたきとひき肉の豆鼓醤豆板醤炒め。半熟卵もつくって丼に。うまい。

明け方までフィニッシュワーク。ほぼ完成させてひと晩ねかすところまでいきたかったが、しあがりが気に入らなくて再構築。おわらない。

私立高校での教職員ストライキのニュース、「生徒の学びへの配慮がどこまであったのか」とコメントをだしている「教育関係者」が記事内にいたが、抵抗の声を上げた教職員たちは「どんな立場だろうとやろうと思えばストライキができる」と身をもって教えてくれたのだから、普段の授業の何倍も「学び」があるだろうよと思った。

夜、豚レタスのトマトスパイス煮。パプリカ、クローブナツメグ、カイエンペパー、にんにく。うまい。

ワーク。就寝前にスマホサイズでみかえしてあたりをつけた点を手直ししていく。セルフフィードバック。大事な過程である。日が変わる前に作業をおえることができたが、根を詰めた確認&再修正に疲弊したのでもうひとつのワークに着手するのはあきらめ、おわったものを先方に投げる。

ガサラキ8話。会話シーンで音楽を止めるタイミングのすごさ。その直後に置かれた間も効いていて、緊張感がグッと高まっていた。豪和パパと対峙しているときの髑髏のような一清の顔(陰影、レイアウト、表情……)もすごい。またとうとう西田さんが本編に登場するわけだが、彼が画面に映っている際の真っ赤な照明(西陽)がすさまじく、ただならぬ人物であることがそれだけでわかる。

どこにもないもの、ことしらべ

デパプリの主題歌がフルでサブスク解禁されており、ブチ上げでワークする。2番のアレンジもそうだが、本放送では聴くことのできないCメロが、op/edともに雰囲気チェインジ!(cf.フレプリ)していてグッとくる。

まだ猶予があるなと思っていた雑務のデッドが明日になっており、焦る。ワークの〆切も差し迫るなか、べつのワークがロケット鉛筆のようにせりだしてきて、死を感じる。雑務は気合でおわらせる。

妹が筍を皮付きのまま買ってきて、米ぬかと唐辛子を用いて下処理をし、いちにちかけて筍ごはんをつくっていた。ベリうまし。

炎上している吉野家のメール、なめくさりとレイシズムにみちたクソな内容であることは疑いようがないが、アンチ「お世話になっております」派としては冒頭の「こんにちは」までもが叩かれているのはかなしい。わたしはこの「会社社会的語句」をできるだけ使用しないように日々を生きているのだが、ときには使用せざるを得ないタイミングがあり、そのたびにネオリベ的言説空間に身体/精神をのっとられてしまった……と敗北感をおぼえている。こんな「ビジネス」の世界にどっぷりの言葉よりも、「こんにちは」とか「おはようございます」のほうがだんぜん好ましいと思っているのだが、世間はそう見做さないのか。なぜ!

夜、ぶりの唐揚げ。酒と塩で軽く洗い、酒醤油生姜にんにくのタレに1時間ほど浸けておいたものを片栗粉で揚げる。妹のつくった筍ごはんと豆腐の味噌汁とともに。うまい。手がなまぐさい。

気がつけば00の配信を1話ぶん観逃していた。まあ、ユーネクストでいつでも観られるのだが、、といちど思ってしまえばあとは脱落するのみである。さよなら刹那。さよならガンダム。下手するとガサラキもそうなる可能性があるが、こちらはユーネクストにない。がんばれおれ。



496


高橋良輔ガサラキ』(1998)7話。opedから発されるムードだけで満足している気がする。TA射撃シーンのビジュアルと音、ひじょうにいい。怖さがある。モニターの視覚効果も○。ふしぎな作中リアリティがでる。謎をいくつもひっぱりつつも、交渉と戦闘の緊迫で物語を前へとすすめていくスタイルがよい歩みかただと思った。

朝、豚ねぎほうれん草トマト玉ねぎのハラペーニョ醤油炒め。うまい。妹のあたらしい職が決まりそう。めでたい。

ワークワーク。催促の連絡を胃をきりきりさせながら方々に送る。

朝、サテトム炒飯。風味が飛んでしまうので炒め物には向いてないのかも、、

もろもろの連絡を待っていて睡眠不足に陥り、夕方にはバタンキュー。

デパプリ9話。自分の尻尾で遊ぶコメコメのかわいさよ、、「揉める→和解」の構造をもつ今回だが、ちゃんとらんらんとここねに口喧嘩させる描写に作り手の真摯な姿勢を感じる。キュアスタ(インスタ)のアイコンを何にするか、という点でラーメン派のらんらんとパンダ派のここねが対立するところからドラマが展開されていったわけだが、ラストカットにラーメンの丼をもったパンダをアイコンにした画をもってくるのがアツすぎた(台詞やナレーションでそこに触れないのがまたいい)。

また、コメコメの急成長を目の当たりにした際にマリちゃんが放つ「いや、急に成長しすぎよ!」の野太い声音がよかった。彼(女)のすがたを見ているとどうもグレミオ(cf.幻想水滸伝)のことが思いだされる。戦闘中のジェントルーが生徒会長としての我を思いだす際に、オッドアイにして分裂を表現するのも○。ほか、以前にも登場していた「合わせ味噌」なんて語彙を世の子供たちに伝える脚本はサイコーだと思う。これも初代から続くプリキュアの伝統だ。デフォルメ演出が多かったのも印象的。絵コンテ・演出は河原龍太。おそらくプリキュア初参加?

バイス34話。あまりにも性格がひっくりかえった光堕ちアギレラ+さくらと、そのストーカーポジションであるフリオ+光くんの対比にわらう。五十嵐3兄弟妹が打倒ギフを誓いあう場面、ママさんのクローズアップを意味深に長めに配しているのが気になった。ライダー化がアツいと思っているが、どうなるか。展開も3クール目クライマックス感がある。

ドンブラザーズ10話。巻きこまれ主人公ポジであるはるかによるカメラ(視聴者)に向かってのメタ演出がいい。1話だけとはいえ、戦隊メンバーの1人が交代してしまう展開にもおどろく。スーパー戦隊にくわしくないので前例があるのかはしらないが、斬新だと思った。リバイスと比較して思うのは、ドラマパートの映像のテンポ感がこっちの方がきもちいいのではということ。要素もりもりと感じていたはずなのに、リバイスはどうもちんたらしている気がする。来週はそのあたりをあたまに浮かべながら観てみたい。

ワークワーク。そろそろ休みたい。