かわしきれない祝福のさなかで

酔っ払ったバンドマンが「震災以後の音楽とは?」みたいなことを語っていてアツい、という出来事が先日終電も間近の井の頭線は吉祥寺行きであった。おれは下北沢で乗り換え小田急線にすべりこむ。東京にきてもう8年目だがいつまで小田急線沿いに住むんだろう? これといってほかの路線に住みたいまちがあるわけではないので、何より小田急自体もきらいなわけではないので、朝の混雑も引っ越してからはだいぶ緩和されたので、

海にいきたい、平賀さち枝の「江の島」か魚座の「海」を聴きながら、もちろんCDプレイヤーで、そうおれは携帯音楽プレイヤーをもっていない、まあ前述のプレイヤーは一応ポータブルだしこの記事を書くのに用いているのはスマホだがもってるCDのデータは何一つ入っていない、そういえばレコードプレイヤーの針がいつのまにか曲がってしまっていてせっかくの休日にレコードが聴けなくなってしまった、いったいいつこんなにゆがんでしまったのだ、


f:id:seimeikatsudou:20180421175616j:plain


バックホーンのライヴへいった、2年ぶりだ、めちゃくちゃよかった、いつの間にか洋楽ばっか買うマンになってしまったがそれでもいちばん好きなのはバックホーンなんだ。来年の2月には武道館で公演するという。リヴスコールツアーのファイナルがはじめての武道館だったなー、垂れ幕かなにかの前で女の子四人組とかに写真撮ってくださいと頼まれていた男のひとが、撮りおえたあとにぼくも撮ってもらえますかとiPadをその子たちに渡して「でかっ笑」ってわらわれていたのを思いだすな、たったいままで忘れていたのに何でこんなことばかりおぼえているのだろう、記憶のしかたが根本的にまちがってる、友達と話をするとよくそんなことを思う

薄っぺらなコミュニケーションに対抗しようとしているわたし、は傲慢なそぶりとしてしか身動きできないのでは、そうした予感をかかえながら、対話にまつわる「レクチャーパフォーマンス」といっていいのかわからない何かを計画しています、もうすこし内容をつめて、またちかくなったら告知します、1_WALLのプレゼンももともとはそういうスタイルでやろうと思っていたのだけれど与えられた時間に対してやりたいことをうまくつめこむことができなくてあきらめたよね、でもひとまえで喋ることがだんだんといけるようになってきた気がする、卒制での経験だってふりかえってみればめちゃくちゃ恥ずかしいことしてるわけだもんね、いつか個展をひらくときには再上映したい、、何かことを起こす際のおれの基本的なスタンス「埒外からの投擲」はあそこからはじまったんだねえ、

また通信制限、話にならないことばかり。