スーベニア、スーベニア、

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そう、わたしが韓国にいったのはジョナス・メカスの展示を観るためだ。メカスとの出会いについてはこの記事を読んでもらうことにして、好きなものを10個挙げろといわれたときにかならず口にするであろう名詞が「ジョナス・メカス」、というくらいにはラブがあふれている(そのわりにはべつにくわしくはない)、そんな彼のために初の海外旅行を捧げた。2泊3日の、ひとり旅。旅行記リベンジ編です。


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韓国へ着いて最初に撮った写真、仁川国際空港


初日は夕方17時ぐらいに仁川国際空港についた。この空港、とにかくデカい。機内で入国カードをハングルバージョンしか渡してもらえず、慣れない英語で「これ読めないんで日本語のものはありませんか」とCAにたずねたら空港で書くところがあるからまずは降りなとうながされ、飛行機から降りてひとの流れに沿って歩いていると目の前には駅のホーム。え、まだ荷物受け取ってないけど、大丈夫なんすか、と周りを見渡し、でかいスーツケースをもったひとがいないのでとりあえずそのまま電車に乗り込む。うしろのおばちゃん3人組のハングルの会話を聞きながら、まったく何いっているかわからんとなっている間に到着。ああ、やっぱりまだ空港だ、という具合にはびっぐエアポート。またしばらく歩いてリュックを受け取り、T-moneyカードという日本でいうSuicaのようなものをコンビニで買い、市街地に向かう地下鉄を目指すのだが駅の場所がよくわからない。美術館にはやくいかないと明日以降のスケジュール(といってもこの時点ではまだいきたい場所を羅列しているだけ)がくるっちまうぞ! と焦りつつ何とかたどりつくも改札がふたつ。おれの明日はどっちだ、と駅員のおばちゃんに「安国にいきたい!」とアホ丸出しの英語を話すと「ああ、安国はここで乗り換えてどうしてああして」と答えてくれる。はあはあなるほど、でもそれは地下鉄アプリがあるからしってんねん、改札がどっちなんか教えてくれと「This ride? This train?」と改札を指差しながらこれまたまぬけでどうしようもない単語英会話をおっぱじめると「yesyes」、ありがとうおばちゃん、トランスファーが必要だからな、と念を押してくれるおばちゃん、カムサハムニダ、心のなかでつぶやいた、口からでてきたのはセンキューだった、おれの韓国旅行はこうして幕をあけていったのであった

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孔徳駅でトランスファーしていくよ

つづき